仕事の悩み

「新卒1年目で辞めたい」よくある理由や辞める上での不安を解消する方法とは?

2024年1月4日

こんにちは!マトです!

社会人になり、これから頑張るぞ!と思ってからはや半年、「辞めたい…」と思っていませんか?

辞めたいけど周りの友達は頑張って続けているし、1年目で辞めるとその後が不安…と思っている方も多いと思います。

私も新卒入社して1週間ほどでずっと辞めたいと思っていましたが、大丈夫!そのまま退職してもなんとかなります!(筆者の実体験より)

本記事では、1年目で辞めたいと思ってしまう理由とともに、辞めた後の不安を解消する方法を解説していきます。

新卒1年目で辞めた人はどのくらいいるのか?

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」によると、高卒で17.8%、大卒で12.1%という結果が出ています。

新卒1年目にして、最低でも10人に1人が辞めています。

想像より多くの人が1年以内で退職しているんですね。

また、今の時代は大転職時代と言われております。

新卒1年目で退職し、転職している人も多くいますので不安にならないでくださいね。

新卒1年目で辞めたいと思う理由

それでは、新卒1年目でなぜ辞めたいと思ったのか。
よくある理由を紹介していきます。

仕事内容が合わない

自分なりに入社する企業のことを調べて面接ですり合わせをしたにも関わらず、実際に業務に携わると想像と違ったなんてことがあります。

これは実際に働かなければ、細かい作業まで知ることができないということが大きな原因です。

また、学生時代の経験やバイトをもとに自分が得意だと思う業務を明確化していても、社会人になって業務を行なっていると得意ではなかったと感じてしまうことがあります。


学生時代とは異なり業務内容の規模が大きくなることからプレッシャーを感じ苦手だと思ってしまうことも多くあります。

さらに、バイトとは異なり時給換算から成果を達成することが目的になるため、自分が得意だと思っていた業務で失敗をしてしまうと、そのプレッシャーから「本当に自分はこの業務に向いていたのか」という疑問を抱いてしまいます。

そして新卒入社で多く起こりうることですが、「希望していた部署で働けない」という点です。


転職とは異なり、入社前から配属部署が明確化されていないことで希望した部署で働けないことがあります。


さらに大企業や部署数が多い会社であればあるほど、希望していた部署に配属されず当初と異なる仕事しか出来ず、仕事が合わないと感じてしまいます。

人間関係が合わない

この理由で辞めたい人がとても多いと思います。

学生時代までは好きな人と付き合い、苦手な人と距離を取ることが比較的容易に出来ましたが、会社という組織の中にいる以上うまく付き合っていくしかありません。

マト
マト

私も直属の上司が「相談しろ」というにも関わらず、
相談したら「自分で考えろ」と言われたりととても苦手でしたが、
人数が少ない会社だったため部署移動もできませんでした…

また、会社に所属している以上様々な人間がいます。

理不尽な人、仕事を他人に押し付ける人、全く協力してくれない人、怠けていても許される人…

会社の規模が小さいと部署移動もできずに退職するしか解決方法がないのが非常に辛いですよね。

労働条件が悪い

新卒1年目から労働条件が悪いと「今後もずっとこのままなのでは…?」と思ってしまいます。

具体的には、「給料が低い」「休みがない」「残業・休日出勤が多い」等が挙げられます。

マト
マト

私の以前の職場は固定残業制(月45時間まで)と記載されていたのですが、
実際に働くと休日もパソコンを確認しなければならず実際は月75時間ほど残業していたと思います。

作業スピードが速くなればその分楽になると希望を持ち続けていましたが、結果その分仕事が追加されるだけでよりしんどい思いをしていました(笑)

成果に対して対価がないとやる気がなくなるのは誰しも同じだと思います。


特に労働時間については我慢し続けていると心が壊れてしまう可能性があるので、将来を壊してしまう前に辞めましょう。

新卒1年目で辞める上でよくある不安

辞めたいと思っても入社して1年目のためその後が不安だと思います。

辞めたいと思っても行動できない理由は何なのか。
よくある不安を紹介していきます。

転職できるか不安

入社して1年以内となるとまだ研修段階の人もいるかと思います。


スキルもついていないから面接で話せることが何もなく、転職なんてできないと思ってしまいますよね。

また、たとえ労働環境が悪く、誰がみてもブラックと思える会社であっても、履歴書上では「短期離職」という事実のみが記載されているため転職における不安要素となってしまいます。

さらに、「転職する前に3年は働け」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。


これはすでに前時代的な考えのため心配する必要はありませんが、実際に試さなければ本当かどうかわからないため不安に思ってしまいます。

また、私自身もそうでしたが転職自体が「スキルを持っている人がより環境を良くするため」という認識を持っているため、自分自身でハードルを高く感じさせてしまうこともありました。

マト
マト

私は心配性だったので、このようなマイナス方面のことをずっと考えていましたが
1年程度の勤務(ほぼ研修のみ)でも転職できたので安心してください!

面接で話せる自己PRがない

新卒の就活では「学生時代に頑張ったこと」「自己PR(性格面重視)」などを主に質問され、ポテンシャル採用の面が強かったと思います。


しかし、転職では「所属していた会社での実績」や「持っているスキル・資格」を質問され、転職後に活躍できるかが重要視されます。

このような質問をされた際に、実績がないと話せることがなくアピールできないと思ってしまいます。


研修段階であると、なおさら「研修段階で辞めるの…?」と面接官に思われてしまいそうで不安になってしまいますね。

労働条件が悪化する可能性がある

会社を辞める理由に労働条件がありましたが、転職しても改善されない可能性があります。
実際、新卒で入社した会社も労働条件が悪いと思わず入社したと思います。

労働環境については実際に入社しないとわからないところが怖いですよね。(本来はそれがおかしいのですが…)

このような不安については、面接の際に逆質問で細かいところまで確認することが大切です。

逆質問の例

  • 給料はいくらか(転職だとスキルにより収入が変わるため)
  • 配属される部署の残業はどのくらいか
  • 休日や帰宅後に仕事を持ち帰る人はいるのか
  • その場合、給料は発生するのか

このような逆質問をした際に、少しでも歯切れの悪い回答をしたり曖昧な返答があった場合は労働環境が実際とは異なることが多いので要注意です。

周囲からのプレッシャー

周囲の友達は辛い思いをしながらも我慢して続けているのに、自分だけ退職するのはメンタルが弱いのではないかと思ったことはありませんか?

また、相談した親からは「もうちょっと続けてみれば?」なんて言われて、分かっているけどどうしても辞めたいんだよ…と思うこともありますよね。

辞めない方が絶対にいいと分かっている。さらに周囲と比べると自分がダメなのではないかとどんどん情けなくなっていき、自信も失ってしまいます。

もちろん友達も辛い思いをしているかもしれませんが、完全に同じ労働条件ではないし得意や苦手なことも違います。


価値観が異なっている人々と比べても、あなたはあなただけのものですので切り離して考えましょう。

不安を解消するためにすべきこと

それでは今まで話した不安を解消するためにどうすればいいのか、具体的に解説していきます。

貯金をする

なぜ貯金?と思われた方もいると思います。
しかし、辞める上でお金は切り離せないものです。

まず転職先が決まる前に退職した場合、その間の生活費が必要となります。


実家暮らしの場合はさほど問題ではないと思いますが、それでも年金や健康保険料など生きているだけでかかってくるお金が発生します。


一人暮らしの場合は死活問題となります。月々の生活費だけでなく、実家に戻るにしても引越し代などがかかるためお金が必要になります。

こういったお金の不安は転職する上で非常に影響していきます。


いいところに転職したいから退職したのに、減っていく貯金残額に焦りを感じて転職をし本来の目的からかけ離れたものになってしまいます。

満足できる転職先に就職するために、焦らず落ち着いて決めるためにも最低3ヶ月は生活できる分の貯金をしてから退職しましょう。

会社にいるうちに転職活動

先述したお金の不安をなくすためにも、会社にいるうちに転職活動をしましょう。

転職は運も影響します。
ちょうど退職した時期にいい求人がなく、転職してからもっと好条件の転職先が見つかることがあります。

このような惜しいことをしないためにも、辞めると決めてから転職活動を始めて転職先が決まったら辞めるくらいの心持ちでいましょう。
(最初は気になる求人を眺めるだけでOK)

しかし、残業が多く平日に転職活動ができないという方も多くいると思います。


でも今は土日に面接を行なってくれる企業も増えているため安心してください。


実際に生活面に影響がでているため、面接の際に労働条件が悪いことを伝える説得力にもなりますよ。

自分の将来について考える

マインド面でのお話になりますが、退職することに不安を感じるのは未来に対して自信を持てていないからです。

転職が成功するのか、また辞めるのではないか、面接が怖い、等自分の将来設計が明確化していないから不安に感じてしまいます。

辞めたいと思い、辞める前に一度自分自身に「なぜ?」と問いかけてみてください。

辞める前に考えること

  1. なぜ辞めたいのか?
  2. 辞めてどうなりたいのか?
  3. 人生で最終的にどうなりたいのか?

上記のことを一度考えてみてください。


ここが曖昧なまま辞めてしまうと、転職しても満足がいかず繰り返してし、経歴が傷つくだけになります。


最終的には、なぜその職種や業務内容をしたいのかまで自分の体験をもとに話せるようになってください。

自分の退職理由と将来像を明確化することで面接でも説得力が増し、スキルがなくても内定に近づく理由になります。

自分に自信を持つ

先ほど未来について自信がないから不安を感じると述べましたが、同時に自分自身にも自信を持ってください。

そのための方法の1つが先ほど述べた「辞める前に考えること」ということですが、人間はわからないものに不安を感じてしまいます。

まず将来像を明確化することで「目標」を掲げることができました。


今までただ辞めたいと思っていた後ろ向きな姿勢から前向きに変わったと思いませんか?

友人や家族にもプレッシャーを感じていましたが、自分はこの目標を叶えるために転職するんだと自信を持って言えるはずです。

その時点であなたは自分自身にも自信を持っているはずです。

周囲や面接官に何かを言われてもあなたの人生です。


重要視するものは自分の目標、そして自分の人生ですので無視しましょう。

マト
マト

私も1社目を辞めるときに家族に色々言われましたが、将来像を細かく話したら納得してくれました。
周囲を説得できるほどの理由と覚悟さえあれば大丈夫です!

まとめ

いかがでしたか?

当ブログでは筆者が新卒就活に落ちまくって悩んだ経験をもとに、メンタル面についても言語化して記事にしていきます。

少しでも共感していただけたらブックマークしていただけると幸いです!

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