統計的には、人口の2割程度がHSPであると言われておりますが、日本人は「周囲に気を遣う」という性質上、HSPの人が多いとも言われています。
HSPは人の顔色を伺ったり、周囲の言動を深く考えすぎてしまうため、面接は大の苦手といえます。
私も内向型HSPだったこともあり、新卒の就活では100社近くお祈りされました…
目次
HSPでも面接が得意になったワケ
面接が大の苦手だった私ですが、落ち続けることで気づいたことがあります。
HSPの共感力を活かせば面接を有利に進められるのでは…?
この発想の転換をすることで、その後内定が決まり、転職の際は9割内定を得ることができました。
HSPを克服することは短期間では難しいですが、HSPを前向きに捉えて活かすことはできます。
本記事では、具体的にHSPを活かして面接を克服する方法を解説していきます。
HSPは面接が苦手な理由
そもそも、なぜHSPは面接が苦手と感じやすいのでしょうか?
その理由は主に3つあります。
ミスを恐れる
HSPは周囲の言動について敏感なため、自分自身をよく思って欲しい、周囲の人に迷惑をかけたくないと思ってしまいます。
そのため、ミスをしたら自分の評価が下がるのではないかと考えてしまい、一種の完璧主義になってしまいます。
面接でもその性質が出てしまい、ミスをしたくないと強く思ったり、面接官にマイナスの感情を与えない言動を選択してしまいます。
ミスを恐れることは良いことでもありますが、その反面、必要以上に自分を緊張させて面接でパフォーマンスを出せなくなってしまいます。
緊張しやすい
HSPは共感力が高く、周囲の人の言動を過敏に受け取ってしまいます。
その分、HSPでない人に比べて不安なことが多く、一瞬で様々なことを頭の中で考えてしまうため、より緊張しやすいといえます。
面接官の言動にも過敏に反応してしまうことから、質問内容だけでなく面接官の考えていることまで感じてしまうことは辛いですよね。
考えすぎてしまう
HSPは細かいところまで気付いてしまい、考えすぎてしまうことから、考えなくて良いことまで心配してしまいます。
面接前にも、面接のことで頭がいっぱいになってしまうことで頭が疲れてしまいます。
面接前に頭が疲れてしまうと、本番の面接でベストパフォーマンスを発揮することが難しくなってしまいます。
何も考えたくないと思っていても考えてしまう、HSPの性質は面接が苦手になってしまう理由の一つといえます。
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HSPが面接を得意になれる理由
HSPは面接が苦手な理由を挙げましたが、その上で面接が得意になるにはどうすれば良いのでしょうか。
結論としては、共感性が高く考えてしまうことを面接に利用するということです。
共感性が高いということは、面接官が考えていることに注意を向ければ最適な回答を出せるということです。
相手の感情の繊細さを捉えられるHSPにとっては、他の人にはない有利な武器になることをまずは心に刻んでください。
具体的に共感性をどう活かしていたのか解説していきます!
HSPでも面接が苦手ではなくなるコツ
私がHSPの共感性を利用し、実際に行っていた面接克服のコツを解説します。
具体的には3つあります。
面接官が考えていることに集中する
HSPの方はミスを恐れることから、回答の準備はある程度していると思います。
そのため、質問の回答をした後の面接官の反応を探ってみてください。
HSPの方は上記の内容を察すれば、相手がマイナスの感情を持っているか雰囲気でわかると思います。
面接官がマイナスの感情を持っていると分かった際は、できるだけその話題から避けるか、自分の悪かったと思う部分をすぐに修正して次の回答に挑んでください。
面接はプラスの印象を与え続けるよりも、マイナスの印象を少なくしていく方が簡単なので、相手の感じていることに集中して面接を進めましょう。
面接前に面接官の気持ちを想像する
私もそうでしたが、面接官が怖いと思う方もいると思います。
その際は、HSPの考えすぎる性質を利用して自分自身が面接官だったら何を思うか、とことん考え抜きましょう。
就活生の回答に対して何を喋れば良いのか、お昼過ぎの時間帯だから眠いかも、早く帰りたいな、など面接官も1人の人間ということが分かり気持ちが軽くなると思います。
面接が怖いと感じる方は、克服方法を下記で解説しているので読んでみてください!
失敗しないように何度も練習する
HSPはミスをして周囲の人にネガティブな感情を与えないために、完璧主義な傾向があります。
その性質を活かし、何度も練習をしてみてください。
その際、ただ繰り返し練習するのではなく、自分がこの回答をしたら面接官はどのように思うだろうかまで突き詰めてください。
この練習方法は、共感力が高いHSPにしかできず、面接の質問でも考えていたことが質問されることが多いため、非常に効果的です。
まとめ:面接が苦手なHSPを克服するために
いかがでしたか?
HSPが持つ共感力や考えすぎな性格は、活かすことができれば大きな武器になることが分かりました。
HSPも効果的な活かし方をすれば、克服せずとも立派な自身の強みになります。
いいね!と思った方は、ぜひ試してみてください!
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